屋久島旅行記(1)

アトリエ縄文じいさん

最初のページ:12ページ目

2004年5月18日

永田いなか浜には自動販売機すらないので、浜のはずれにある民宿へ行ってみた。(ウミガメは灯りを嫌うのだ)どうやらここは民家の里送陽邸と言うらしい。一泊12,000円〜となってるからチト高いが、ロケーションはサイコー。夕陽が沈むところを部屋の窓から見送れるようになっている。電話:0997(45)2819

永田の民宿

送陽邸(手前に作ってるのは露天風呂か?)

浜を見学しているときはほとんど降っていなかったのだが、その後、雨が強烈に降ってきた。送陽邸の前でコーヒーを飲んで、さあ困った。

「どうしますか?」

「うーん、とりあえず屋久島灯台を見てみたい」

屋久島灯台

屋久島灯台

ということで屋久島灯台へ行ったのだが、ここは土砂降りだった。西武林道は危ないので引き返すしかない。灯台から眺める西武林道下の絶壁はなかなかの景色だったけどね。

いなか浜

南から見たいなか浜(クリックでチョイと拡大)

「縄文じいさんのところへ行ってみましょうか」

「ああ、絵描きさんでしょ。ちょっと行ってみましょうか」

アトリエ縄文じいさん とにかく覗いてみてよ。話はそれからだ!

まず驚いたのが縄文じいさんの年齢。爺さんというから60は過ぎているだろうと思っていたが、実際の年齢は30代だった。そして、風貌は絵描きさんと言うより、坊さんなのである。(スキンヘッドに作務衣)

雨が降っている間、2時間ばかり話をしただろうか。島に渡って4年目で、ようやく生活していく目処が立ったらしい。これまではアクリル画を描いていたが、これからはデジタルでアニメーションをやってみたいのだとか・・・

日記を拝見してみると、日々のデジカメ写真が面白い。人は写っていないか風景の一部になっていて、どれをとっても絵になる風景だ。家の窓とか、漁港の殺風景な写真。でも、なぜか物語を感じたり暖かみを感じてしまう。それはやはり、普通の人より瞬間をとらえる感性が鋭いためだろう。旅行者の記念写真とはまるで違う。

一見落ち着いた聖職者。だが、実はまだまだ煩悩を捨てきれない生臭ボウズ。縄文じいさんはそんなカンジかな? アタシの釣り友達にナマンダーラという坊主がいるが、ナマンダーラに比べれば、いくらか落ち着いているかもしれない。ナマンダーラは釣りキチで殺生しまくりだもんね。

じゃあ、みなさんも屋久島に行くことがあったら是非是非、アトリエ縄文じいさんを訪問してくれたまえ。テーブルの上に「Cafe 縄文じいさん」という札があって、インスタントコーヒーが飲めるようになってる。雨が降ったら「アトリエ縄文じいさん」へ。

でだな、気に入った絵があったら買ってあげよう。縄文じいさんはカスミを食ってるワケじゃないので、多少はお金が必要なのだ。いろいろ欲しいものがあるらしいんだよ。たとえば72インチの液晶テレビとか・・・(オイオイ、それっていくらするの?)

アタシは「小笠原の海」と「宇宙の巡り」を買ってみた。これから部屋に飾るつもりだ。ホントは「トロとミー」っていう漫画みたいな作品が気になってたんだけどね。