レトロ専科

Lead Core Line

Lead Core Line

レッドコアラインはレイクトローリング特有の道具なので、Tackles の最初に入れることにしました。早速ですが、簡単にどういうものかを説明しましょう。

レッドコアラインは鉛の芯を化学繊維で包み込んだ特殊ラインで、水中に沈めたラインの長さから潜行深度を推測できるモノです。現在は日本製がないので100ヤード単位で売られており、10ヤード(約9メートル)ごとに色分けされています。

1色沈めると、およそ1.5メートルの潜行深度が得られるので、軽いルアーやフライを深く潜行させるのに好都合。なお、曳く速度やルアーの種類、ドジャーの種類などによって潜行深度は変化するので、1色1.5メートルはあくまでも目安です。長く出せば出すほど水圧で沈みにくくなるので、4色出したときの倍の深度を得ようとすれば、ほぼ10色全部出さなければなりません。

現在レイクトローラーの間で一番多く使われているのは18ポンドテストのレッドコアラインでしょう。レイク・トローラー達は湖上ですれ違うときに「今日は何色で曳いてるの?」とか「さっき5色で掛かったよ」などとあいさつを交わしているのですが、そのとき基準になっているのは18ポンドテストラインです。

最近は徐々に12ポンドテスト・ラインの愛好者が増えていると思いますが、主流は依然として18ポンドテストですね。Speed の解説で12ポンドラインと18ポンドラインの規格の説明はしたので、ここでは、なぜ12ポンドテストを使う人が多くなってきているかを説明します。

  1. 12ポンドラインの方が細いので小型リールに巻くことができ、タックルを大幅に軽くすることができる。
  2. 魚の手ごたえを18ポンドラインより敏感に伝えるので釣り味がいい。
  3. スピードの変化を付けた時、18ポンドラインより浮き上がりが早く、ルアーにアクションを付けやすい。
  4. 秒速1メートル以下の Speed なら18ポンドラインの潜行深度とほとんど変わらない。Speed の解説では潜行深度の比は4:3になるはずと書いたが、それは若干速めに曳いたときの話。
  5. 12ポンドラインは細くてしなやかだから、フライロッドのガイドにも引っ掛かりにくい。リールもフライリールが使える。

ざっと以上のような利点があるのです。特に春は水深10メートル以内で勝負できるので、12ポンドラインを Tomy は使っています。このページを見ているフライマンの皆さん、お友達と2人で12ポンドのレッドコアラインを1スプール買い、50ヤードずつ予備のスプールに入れてみてください。きっと面白い釣りができるでしょう。

キャスティングに飽きた時、ポイントを移動する時、キャスティングではどうしても釣れない時などに試してみることをオススメします。

最後に一言。魚や地球にロッドを持っていかれないように、くれぐれも注意してください。